ゆうちょ銀行は4月22日、モバイル決済サービス「ゆうちょPay」を5月8日から提供すると発表した。ゆうちょ銀行の口座を持っている人が、同行と契約している店舗での支払いに使える。当初はヤマダ電機やウエルシア薬局など17社が導入。その後、提携企業を順次拡大する。
スマートフォンアプリ画面に表示されるQRコードを店舗側が読み取るか、店頭のタブレット端末などに表示されるQRコードをアプリで読み取ると、事前に登録したゆうちょ銀行口座から代金が即時引き落としされる仕組み。クレジットカード情報の登録や事前のチャージは不要だ。
決済の仕組みは、GMOペイメントゲートウェイ(東京都渋谷区)が構築。同社が決済システムを提供している横浜銀行、福岡銀行、熊本銀行など4行との連携にも対応している。これらの口座を持っている人は、ゆうちょPayを利用して買い物をすると、各口座から代金を引き落とすことも可能だ。
19年度上期には、松屋、ミニストップ、東急ハンズなど22社も導入を予定している。同年度下期には、コンビニチェーンのポプラなど4社が導入予定。ビックカメラやコジマなども導入を検討しているという。
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