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映画鑑賞料、値上げ相次ぐ 109シネマズ、新宿バルト9も

» 2019年05月13日 11時32分 公開
[ITmedia]

 東急レクリエーションは5月10日、「109シネマズ」など同社が営業する映画館の鑑賞料金を6月1日から100円値上げすると発表した。新料金は、一般は1800円→1900円、シニアは1100円→1200円など。東映グループのティ・ジョイも同日、「新宿バルト9」で一般料金を1800円→1900円に値上げするなど、6月1日からの鑑賞料値上げを発表した。

 3月にはTOHOシネマズも値上げを発表済み。人件費高騰や設備投資を理由に、各社横並びで映画鑑賞料の値上げに動いている。

 東急レクリエーションは、「109シネマズ二子玉川」など全国の17劇場とムービルで値上げ。値上げ幅は、一般1800円→1900円、シニア1100円→1200円、レディースデイ・ファーストデイ1100円→1200円、夫婦50割引(2人)→2200円→2400円など。「人件費を中心とした運営コストの上昇と、各種設備コストの負担増のため」という。

画像 109シネマズの値上げ料金と値上げ対象劇場

 ティ・ジョイは、バルト9で一般料金を1800円→1900円に値上げするほか、直営12劇場と、バルト9を含む共同経営の6劇場で割引料金の一部を値上げ。値上げ幅はシニア料金が1100円→1200円、レディースデイ・ファーストデイが1100円→1200円など。「運営コストの上昇や各種設備投資への負担増のため」としている。

画像 ティ・ジョイの値上げ料金と値上げ対象劇場

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