中国Lenovoは5月13日(現地時間)、年次カンファレンス「Transform 3.0 at Accelerate」で、ARヘッドセット「ThinkReality A6」を発表した。米Microsoftが2月に発表した「HoloLens 2」同様、法人向けだ。第3四半期(7〜9月)中にまずは開発者プログラム参加者向けに限定台数を提供する計画。
公表された主なスペックは、プロセッサは米QualcommのSnapdragon 845で、米IntelのMovidius VPUも搭載する。OSは米Googleの「Android 8 Oreo」(現行OSの1世代前)。付属コントローラのトラッキングは3DoF。深度センサー、1300万画素のRGBカメラ、2機の魚眼カメラ、音声制御用マイク、3D仮想化のためのIMU、6800mAhのバッテリーなどを搭載し、重さは380グラム。1度の充電で約4時間使える。
ちなみにHoloLens 2の主なスペックは、Snapdragon 850、OSは「Windows Hololgraphic OS」、トラッキングは6DoF、カメラは800万画素、重さは566グラム。
顧客はクラウドの「ThinkReality Platform」で従業員向けのARマニュアルなどを開発できる。このプラットフォームはA6だけでなく、既存のAR/VR対応端末もサポートするという。
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