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窓ガラスに透明ディスプレイ組み込む技術、AGCが開発

» 2019年05月15日 16時42分 公開
[ITmedia]

 AGC(旧社名は旭硝子)は5月15日、窓ガラスに透明ディスプレイを組み込む技術を、世界に先駆けて開発したと発表した。電源を切っている時は通常の窓ガラスだが、電源を入れると映像を表示できる。窓ガラスから見える風景に重ねて情報を表示することができ、列車の窓などへの導入を目指して開発を進める。

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 ガラスに液晶ディスプレイを直接貼り合せ、ガラスに映像を表示する同社のサイネージ技術「infoverre」と、複層ガラス製造技術を組み合わせ、窓ガラスへ透明ディスプレイを組込むことに成功したという。

 窓から見える風景に合わせて周辺の観光情報をリアルタイムに表示するといったことが可能。今後は、タッチ機能などインタラクティブな機能を新たに追加する予定だ。将来は、観光名所や博物館、列車・バスの窓などへの適用を目指し、研究開発を進める。

画像 「infoverre」の採用イメージ。(4)が今回発表した技術の応用例だ

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