アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」を搭載した超小型衛星を打ち上げるプロジェクトを、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学が5月15日に発表した。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中、衛星のカメラが宇宙空間を背景にガンプラを撮影し、ネット上で配信する計画だ。
来年3月、国際宇宙ステーション(ISS)に向かう補給船に、ガンプラを搭載した超小型衛星「G-SATELLITE」を積み込んで打ち上げる。そして3〜4月ごろ、ISSから衛星を宇宙空間に放出する予定だ。
衛星が地球周回軌道に乗ると、中からガンダムとシャアザクのガンプラが出現する仕掛け。ガンプラの目はオリンピックカラーの5色に変化する他、足元には電光掲示板を搭載し、オリンピック選手への応援メッセージを表示する。こうしたガンプラやメッセージを、衛星が搭載するカメラが撮影し、画像を地球へ送信するという。
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