松本氏は構造改革に取り組んできた半年間を振り返り、「私がやってきたのはシナリオを書くことだけ。辛かったかもしれないが、瀬戸社長はよくやってくれたと高評価している。(RIZAPグループは)より健康で健全な会社になっていくと思う」と説明。
「瀬戸社長のことは息子のように思っているが、厳しく言い過ぎた面もある。あまりガミガミ言いすぎると嫌われると思い、取締役を退任する。これからも気持ちは変わらないが、憎まれ口を言わず、“優しいおじさん”としてアドバイスしていく」(松本氏)と話した。
今後については「医療・環境分野に興味を持っている。RIZAPグループがこうした事業に取り組めば、大きな成長ドメインとなるだろう」(同)という。
一連の改革を行うほか、主力のボディーメーク事業にあらためて注力し、20年3月期は売上高が2250億円、営業損益が32億円の黒字、最終損益が5億円の黒字と1年での黒字転換を見込む。
瀬戸社長は「反省すべき点を反省し、変えるべき点を変え、原点に戻って前進していく」と力を込めた。
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