アップルは5月22日、新型「MacBook Pro」を発表した。2018年モデルからCPUをアップデートし、15インチモデルには最大5GHzで動作する8コアCPUのオプションを用意した。価格は15インチモデルで25万8800円(以下、税別)、13インチモデル(Touch Bar搭載)で19万8800円から。
15インチモデルで選べるCPUは、6コアのCore i7(2.6GHz、最大4.5GHz)、8コアのCore i9(2.3GHz、最大4.8GHz)、8コアのCore i9(2.4GHz、最大5.0GHz)の3種類。コア数とクロック数から、米Intelが4月に発表した第9世代Coreプロセッサの「Core i7-9850H」「Core i9-9880H」「Core i9-9980HK」を採用していると思われる。
これにより、新型MacBook Proは従来の4コア仕様に対し最大2倍、6コア仕様に対し最大4割高速な処理が可能になったとしている。
メモリとストレージ(SSD)は標準でそれぞれ16GBと256GBで、オプションで最大32GB/4TBまで選択できるのは2018年モデルと同様。2018年モデルで「全部乗せ」をした場合の価格は73万1800円だったが、新型ではグラフィックスカードに「Radeon Pro Vega 20」を選んだ場合でも71万5300円と、全部乗せでも去年に比べて1万6500円安くなった。
13インチモデル(Touch Bar搭載)には、4コアながら最大4.7GHzで動作する第8世代Core i7(通常2.8GHz)のオプションを新たに用意した。
両サイズとも2018年モデルで新たに搭載した、色温度を自動調節する「True Toneディスプレイ」を引き続き採用。さらに500ニトの輝度で、Appleの提唱する広色域な色空間「P3」をサポートするという。
15インチ、13インチモデルともに今日から同社のオンラインストアで発売する。Apple直営店などの店頭販売は今週後半に開始するとしている。
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