「ネット犯罪、自分は遭わない」未成年の大半 「自撮り送って」経験の女子高生は7%
「自分がネット犯罪の当事者になり得る」という危機意識を持っている未成年はかなり少ない――フィルタリングソフトベンダーのデジタルアーツは5月24日、そんな調査結果を発表した。
10~18歳の携帯電話/スマートフォンユーザーのうち、「ネット上だけでつながっている友人がいる」と答えたのは37.5%だった。そうした相手に「顔、容姿」を教えてもいいと考えているのは24.1%、「本名」を教えてもいいと考えているのは21.6%。さらに「実際に会いたい」と考える未成年は48.7%に上った。
近年、未成年者が第三者にだまされたり脅されたりして、自分の裸体写真などを送信してしまう“自画撮り被害”が急増している。だが未成年の携帯電話ユーザーのうち、自分がその被害に遭うかもしれない――と警戒しているのはわずか6.3%だった。未成年の子どもを持つ保護者の97.2%も、自分の子がこうした被害に遭う危機感を持っていなかった。
画像以外を含む個人情報漏えいを警戒している未成年者は43.0%、保護者は43.5%と、それぞれ半数未満にとどまった。
同調査によると、SNSを利用している女子高校生の18.6%は、コミュニケーション相手に「自分の顔や体が写った写真や動画を送ってほしい」と頼まれた経験があるという。「身近な人に相談できない文面・写真・動画を(SNSに)投稿したり、特定の相手に送ったことがある」という女子高生も7.0%いた。
デジタルアーツは「被害を防ぐためには、未成年者と保護者がネット上のリスクを認識し、保護者がインターネット利用環境を整える必要がある」と指摘している。
調査は2019年4月、携帯電話/スマートフォンを持つ全国の10~18歳男女618人と、同年代の子を持つ保護者618人の合計1236人を対象に行った。
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