人材会社パーソルキャリアは6月3日、22〜59歳のビジネスパーソン5054人に「転職したい企業」を聞いた結果を発表した。1位はGoogle日本法人、2位はトヨタ自動車、3位は楽天、4位はソニー、5位はアマゾンジャパン――という結果だった。
6位は全日本空輸(ANA)、7位はキーエンス、8位はパナソニック、9位は三菱商事、10位はApple Japanがランクインした。
11〜20位は、日本航空(JAL)、リクルートホールディングス、サントリーホールディングス、ソフトバンク、本田技研工業(ホンダ)、ZOZO、東日本旅客鉄道(JR東日本)、ヤフー、伊藤忠商事、電通が入った。
日本マイクロソフト(25位)、日本アイ・ビー・エム(39位)、LINE(41位)などのIT企業も一定の人気を得ていた。
前回(2018年)の調査と比較すると、1位・2位が入れ替わった他、アマゾンジャパン(14位→5位)、キーエンス(30位→7位)、ZOZO(123位→16位)などが大きく順位を上げた。
回答者は、アマゾンジャパンを「革新的なサービスが多くある」、キーエンスを「給与・待遇が良く、優秀な社員が多そう」などと評価している。ZOZOには「社長に興味がある」「前澤社長の元で働いてみたい」といった声も上がった。
この他、三井不動産(71位→40位)、三菱地所(88位→42位)、大成建設(189位→72位)など建築・プラント・不動産関連の企業が軒並み順位を上げた。
パーソルキャリアは「市街地の再開発、大型イベントの会場建設、大規模インフラの老朽化対策など、高まるニーズを背景に、建築・プラント・不動産業界は長らく労働力不足が続いている。そのため勢いのある企業だという印象を受けた人が多いのだろう」と分析している。
調査は2月16日〜22日にかけてインターネット上で実施。転職したい企業を1〜3位まで自由回答形式で記入してもらった。
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