店内にはこの他、アイトラッキング技術を搭載したディスプレイ「マジック ミラー」がある。化粧品の使い方を表示しており、顧客は目だけで解説文のページをめくりながら、手元で美容液やクリームを試し塗りできる。
化粧品のボトルを、通常デザインから限定デザインに加工する様子が見られる自動販売機や、限定デザインと同じ配色のセットを背景に、30台のカメラを使って“セルフィー動画”を撮影できるブースなども設けている。壁に専用のスマートフォンを向けると、商品の解説をAR表示する仕掛けもある。
P&Gプレステージの担当者は「現代の消費者は買い物をする前に、ほしい商品の情報を7回ほど検索をしてから来店するという調査結果がある。今回の店舗では、すでにネットに載っていることを接客でお伝えするのではなく、新しい体験をお届けしたいと考えた」と話している。
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