米Facebookは6月11日(現地時間)、新しい市場調査アプリ「Study」を発表した。インストールしたユーザーのデバイス、アプリ、ネットワークなどの情報を自動的に集め、対価を支払うというものだ。まずは米国とインドで、Android版をリリースした。
同社は3年前からStudyと同じようにユーザーの詳細な個人データを買い取るアプリ「Facebook Research」を提供していたが、1月に問題を指摘された後、このアプリによるデータ収集を終了していた。
Facebookはこのアプリでは「透明性を提供し、人々の情報を安全かつ安全に保つ」としている。
このアプリを管理するのはFacebook Researchと同じApplauseという企業。同社が登録プロセスや参加者への報酬、カスタマーサポートを管理する。
参加による報酬額は公表されていない。誰でも参加できるのではなく、ターゲットになったユーザーに広告が表示され、そこからアプリをインストールできる。支払いはPayPalで行う。
Facebookは、ユーザーID、パスワード、写真や動画、メッセージなどのコンテンツは収集せず、サードパーティに情報を提供したり、広告ターゲティングに利用したりしないとしている。
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