米配車サービスのUberとスウェーデンVolvo Carsは6月12日(現地時間)、共同開発したVolvoのSUV「XC90」ベースの自動運転車の量産モデルを発表した。
両社は2016年8月、自動運転車の共同開発での提携を発表し、2017年11月にUberがVolvoからXC90ベースの自動運転車を2019年から数年をかけて2万4000台購入すると発表した。
この自動運転車は、ステアリングとブレーキのためのバックアップシステムと、バッテリーのバックアップ電力を搭載し、主要自動運転システムが故障すると、バックアップシステムにより自動車を停止できるよう設計されている。
Volvoは2020年初頭に、この自動運転技術を自社のモデルでも採用する計画だ。その段階では完全自動ではなく、高速道路などでの自律走行を可能にする。
Uberは2018年の死亡事故以来、自動運転車の公道での本格的なテストを再開していない。
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