難民の就労支援などを手掛けるNPO法人WELgee(東京都渋谷区)は6月20日、日本に住む外国人の難民認定申請者を対象としたプログラミング教育講座「Tech-Up」を9月から始めると発表した。プログラマーとして日本で就職する意思がある難民を選抜し、Webプログラミング人材を育成。無償でPCや住居も提供する。
Tech-UpはWELgeeを含む3社で運営。エンジニアの育成を手掛けるDIVE INTO CODE(東京都渋谷区)はプログラミング講座を提供し、難民支援を行う一般社団法人JELAがPCやシェアハウスを貸し出す。
WELgeeは、2017年9月から難民の若者の就労支援をしてきた。エンジニアとして就職が実現した難民がいたことや、難民のプログラミング習得への意識が高いことなどから、このプログラムを企画。同社は「難民が必要最低限の生活ではなく、スキルを身に付けることで企業や社会に利益を生み出し、生き生きと活躍できることを目指す」としている。
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