宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月10日、探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への2回目のタッチダウン運用を予定通りスタートした。高度20キロのホームポジションから降下を始めたことを、10日午前11時1分(日本時間)に確認した。11日午前にタッチダウン運用を行い、その様子を動画でライブ配信する予定だ。
2回目のタッチダウンは、11日午前10時5分ごろから45分ごろまでの予定。ライブ映像は、11日午前9時半ごろから正午ごろにかけてYouTubeで配信する。特設ページから閲覧できる。
はやぶさ2は4月に行った初回のタッチダウン運用で、金属の塊をリュウグウの表面に打ち込み、人工クレーターの作成に成功。その際、地下にあった物質が舞い上がり、クレーターの周囲に飛び散った可能性がある。2回目の着陸で、この地下物質を回収する計画だ。
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