セブン&アイ・ホールディングスは7月11日、モバイル決済サービス「7pay」を組み込んだ「セブン‐イレブン」アプリなどで、FacebookやTwitterなど外部IDでログインできる機能を一時停止したと発表した。7payの不正ログイン問題を受けたセキュリティ対策の一環。
対象のアプリは、セブン‐イレブンアプリ、イトーヨーカドーアプリ、西武・そごうアプリ、ロフトアプリ、アカチャンホンポアプリ。午後5時に、Facebook、Twitter、Google、Yahoo!JAPAN、LINEでのログイン機能を一時停止した。現在は、セブン&アイの会員システム「7iD」でのみログインできる。
同社は現在、社外のセキュリティアドバイザーとセキュリティ対策プロジェクトの総点検を進めており、今月中に具体的かつ網羅的な施策をとりまとめる予定という。
7payをめぐっては、2日に利用者からの問い合わせを受け、3日に不正利用が発覚。SMSなどを使って本人確認をする「二段階認証」を導入していないなど、セキュリティの甘さが指摘されていた。
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