DMM.comは7月16日、ゲームやアニメを原作とする“2.5次元”のミュージカルや舞台を手掛けるレーベル「DMM STAGE」を設立した。他社IP(知的財産)の舞台化に加え、DMMグループのアニメレーベル「DMM pictures」やゲームレーベル「DMM GAMES」、音楽レーベル「DMM music」といった既存事業の作品や、オリジナル作品の舞台化も進める。
第1弾として、アトラスが開発した人気ゲーム「ペルソナ5」を舞台化した「PERSONA5 the Stage」の公演を12月に行う予定。今後はコンテンツの舞台化だけでなく、ライブ配信や映像作品の提供も検討する。
事業責任者は、恋愛ゲーム「薄桜鬼」のミュージカル版やコミック「弱虫ペダル」の舞台版を手掛けた実績を持つ、プロデューサーの古川由隆氏が担当する。
ぴあ総研の調査によれば、2.5次元ミュージカルの市場規模は、2018年の時点で前年比44.9%増の226億円と順調に成長している。そうした中、DMM.comは、DMMグループのシナジーを生かして同事業に参入し、ファンの需要を取り込む考えだ。
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