独BMW Groupが2019年以降に販売する新車で米Appleの「CarPlay」を利用するには、年額80ドル(約8700円)のサブスクリプション料金が必要になる。米自動車関連メディアのJalopnikが7月23日(現地時間)に報じた。BMWのWebサイトで確認できる。
日本の場合は、月額130円(お試し料金)、1年1万3900円、3年3万8000円、無制限5万500円の4つのコースが提示されている。
CarPlayは、Appleが2014年3月に発表したiPhoneと車載情報機器を連携させる機能。BMWの他、多数の大手自動車メーカーがサポートしているが、これまではサービス利用を有料にするメーカーはなかった。
BMWのWebサイトによると、新車購入後1年間は無料だが、その後年額80ドルを支払うか、購入時に20年間分の利用料として300ドル支払う。
なお、BMWはCarPlayの競合である米Googleの「Android Auto」は今のところサポートしていない。
米ブログメディアのCult of Macは、「CarPlay対応に必要なハードウェアを車に搭載するための1度きりの手数料を要求するなら理解できるが、すでに対応している車でサービスを利用するために年会費を請求するのは聞いたこともない」と指摘している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR