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BMW、Appleの「CarPlay」オプションを年額1万3900円のサブスク制に

» 2019年07月29日 10時28分 公開
[ITmedia]

 独BMW Groupが2019年以降に販売する新車で米Appleの「CarPlay」を利用するには、年額80ドル(約8700円)のサブスクリプション料金が必要になる。米自動車関連メディアのJalopnikが7月23日(現地時間)に報じた。BMWのWebサイトで確認できる。

 bmw BMWのアプリストア

 日本の場合は、月額130円(お試し料金)、1年1万3900円、3年3万8000円、無制限5万500円の4つのコースが提示されている。

 bmw 2 日本の場合の料金体系

 CarPlayは、Appleが2014年3月に発表したiPhoneと車載情報機器を連携させる機能。BMWの他、多数の大手自動車メーカーがサポートしているが、これまではサービス利用を有料にするメーカーはなかった。

 BMWのWebサイトによると、新車購入後1年間は無料だが、その後年額80ドルを支払うか、購入時に20年間分の利用料として300ドル支払う。

 なお、BMWはCarPlayの競合である米Googleの「Android Auto」は今のところサポートしていない。

 米ブログメディアのCult of Macは、「CarPlay対応に必要なハードウェアを車に搭載するための1度きりの手数料を要求するなら理解できるが、すでに対応している車でサービスを利用するために年会費を請求するのは聞いたこともない」と指摘している。

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