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赤ちゃんのぐずりを解消、眠りに導く「脳科学メロディ」採用ベビートイが登場

» 2019年08月23日 20時17分 公開
[ITmedia]

 バンダイは、赤ちゃんのぐずり泣き対策になるベビートイを8月31日に発売する。脳科学の事業化を目指すベンチャー企業のNeU(千代田区)と日立製作所の共同開発による「脳科学メロディ」を採用した。価格は1944円(税込み)から。

「脳科学メロディ きぶんスイッチ」

 赤ちゃんのぐずり泣き対策として、特定周波数の音やテンポの変化などで注意をひけることが以前から知られている。NeUではこの知見を元に延べ120人の赤ちゃんの表情や声、脳血流の変化、心拍変動といった反応を検証し、用途別のメロディを開発した。

 例えば「G(ごきげん)メロディ」は、赤ちゃんに聞かせると脳血流が増加し、表情が穏やかに。「Y(ゆったり)メロディ」は心拍数が落ち着き、睡眠前の状態に近い「ゆったりした気分になる」という。

Gメロディでご機嫌な気分に
Yメロディでゆったりした気分に

 いずれのメロディも既存楽曲に採り入れることができるため、バンダイでは今回「アンパンマンマーチ」などの定番曲を脳科学アレンジ。ボタンを押すと音楽が流れるベビートイにした。自宅で使えるプレイマットの他、外出に便利なラトルなどもそろえている。

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