70代のスマートフォン所持率が、ケータイ(フィーチャーフォン)の所持率を初めて上回った──NTTドコモがそんな調査結果を8月27日に発表した。
ドコモが2019年1月に行った調査では、70代(70〜79歳)のスマホ所持率は41%だった。前年は26%で、所持率は右肩上がりに伸びている。一方のフィーチャーフォン所持率は18年が56%、19年が39%と右肩下がりだった。
60代も同様の傾向で、スマホ所持率は18年が52%、19年が68%と右肩上がり。フィーチャーフォン所持率は46%、29%と右肩下がりだ。
ドコモは、16年にiモードケータイの出荷を終了。18年にはドコモフィーチャーフォンが利用する3Gを停波する方針を発表し、19年9月にはFOMA音声プランの新規受け付けを終了するとしている。KDDIやソフトバンクも、3Gのサービスを終了する方針を示しており、4Gサービスを利用できるスマホへの乗り換えを推奨している。
今回の調査は19年1月、全国の15〜79歳の男女のうち、マクロミルの調査モニター登録者を対象に行われた。有効回答数は6926件。
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