中国配車サービス大手のDidi Chuxing(滴滴出行)は8月30日(現地時間)、上海で開催の世界人工知能大会(WAIC)で、自動運転車両による“ロボタクシー”サービスを上海の一部地域でスタートすると発表した。上海当局が28日にこのテストを認可した。
張博CTO(最高技術責任者)は、上海の嘉定区でレベル4の30種類モデルの自動運転車でテストを実施すると語った。上海という巨大都市の複雑な交通状況と道路状況を考慮し、自動運転車とドライバーが運転する車の両方を組み合わせる混合ディスパッチモデルでテストを実施する計画だ。
米国では既に米Alphabet傘下のWaymoなどが自動運転車による配車サービスのテストを実施しているが、中国ではDiDiのテストが初になる見込みだ。
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