米Appleは9月10日(現地時間)、iOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 11」を発表した。6.1インチの液晶ディスプレイやデュアルレンズカメラを搭載し、カラーバリエーションは6色。2018年に発売した「iPhone XR」の後継モデルにあたる。日本でも13日から予約を受け付け、20日に発売する。価格は7万4800円(以下、税別)から。
本体サイズは75.7(幅)×150.9(奥行き)×8.3(高さ)ミリ、重さ194グラムで、6.1インチ(1792×828ピクセル、326ppi)の「Liquid Retina HD」ディスプレイを搭載する。いずれもiPhone XRと同じだ。
アウトカメラは超広角と広角のデュアルレンズになった。いずれも有効1200万画素で、開口部は超広角がf/2.4、広角がf/1.8。新たにブレを低減して暗いところを明るく写すナイトモードに対応した。
光学式の手ブレ補正機能や、最大5倍のデジタルズーム、自然光など3つのエフェクトを備えた「ポートレートライティング」、背景をボカす「ポートレートモード」にも引き続き対応する。
インカメラ(TrueDepthカメラ)は有効1200万画素に進化。開口部はf/2.2。4K撮影や1080p(120fps)のスローモーション撮影に対応した。
処理チップは最新の「A13 Bionic」を採用し、A12 Bionicに比べて最大20%高速なプロセッサとグラフィックスの性能を備えているという。「スマートフォン史上、最速のプロセッサ/グラフィックス」(同社)。
新たに空間認識用のU1チップを搭載。室内などで同じU1チップを搭載する他のApple製デバイスの場所を正確に認識でき、例えばiPhone本体を向けた相手がAirDrop送信先の候補リスト先頭に表示されるという。
防水性能は水深2メートルで最大30分間耐えられるIP68等級にスペックアップした。iPhone XRは水深1メートルで最大30分間耐えられるIP67等級だった。
カラーバリエーションはブラック、グリーン、イエロー、パープル、プロダクトレッド、ホワイト。
ストレージ容量と価格は、64GBが7万4800円、128GBが7万9800円、256GBが9万800円。
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