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KDDI、回線契約なしでも端末代金を最大半額に ソフトバンクに追随

» 2019年09月12日 15時32分 公開
[ITmedia]

 KDDIは9月12日、スマートフォンの機種代金を最大半額にする「アップグレードプログラムDX」を10月1日から提供すると発表した。10月に改正電気通信事業法が施行され、回線契約と端末のセット販売が制限されることを受け、auの回線契約がない人にも同プログラムを通じた端末販売を始める。同様のサービスは、ソフトバンクが9日に発表。KDDIも追随した形だ。

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 アップグレードプログラムDXは、対象機種を48回分割払いで購入するユーザーが加入できる。24カ月目まで端末の分割金と月額390円(不課税)の利用料を支払うと、25カ月目以降に機種変更する際、端末の返却を条件に未払い分の機種代金を無料にする。

解約金1000円「2年契約N」の対象プランも拡大

 KDDIは、いわゆる“2年縛り”(2年定期契約)の中途解約金を1000円に抑える「2年契約N」の対象プランを拡大することも発表した。従来プランを「auデータ MAXプラン Pro」「新auピタットプランN」などの名称に改め、サービス内容は大きく変えずに、解約金の値下げを求める総務省の要請に応える。10月1日から提供する。

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 新料金プランは、月間データ容量に上限を設けない「auデータMAXプラン Pro」、データ利用量に合わせ、3段階の料金を適用する「新auピタットプランN」──など5種類を用意。既に発表済みの「auデータMAXプラン Netflixパック」(9月13日から提供)と合わせると、2年契約Nの対象プランは6種類になる。

 併せて、従来の「新auピタットプラン」などの新規受付は9月30日で終了する。

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【編集履歴:2019年9月12日午後8時49分 タイトルと本文中の表現を一部変更しました】

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