交通系ICカード「PASMO」を発行・運営するパスモは9月17日、一部店舗でPASMOにチャージした電子マネーで買い物したユーザーに、購入額の2〜5%相当のポイントを還元する「PASMOキャッシュレスポイント還元サービス」の会員登録をスタートした。受付期間は2020年6月30日まで。
経済産業省が推進する「キャッシュレス・消費者還元事業」の一環で、10月1日〜20年6月30日に実施する予定。利用には会員登録が必須で、希望者は専用のフォームから登録手続きを進められる。
還元の対象となるのは、同事業に加盟する中〜小規模の店舗。還元率は運営形態によって異なり、フランチャイズチェーンに属する店舗では購入額の2%相当、それ以外の店舗では5%相当のポイントを付与する。電車賃・バス運賃の支払いは還元対象にならない。
パスモはポイント付与を3カ月に1度まとめて行う予定。会員が10月〜12月にためたポイントは20年1月上旬、同年1月〜3月にためたポイントは4月上旬、3〜6月にためたポイントは7月上旬に提供する。各時期にメールを配信し、会員にその旨を案内するという。
ポイント付与は、東京メトロ、東京都交通局、西武鉄道といった大手私鉄の特定の駅で実施する。会員は各駅で、ためたポイントに相当する金額をPASMOにチャージできる(1ポイント=1円換算)。ただ、還元するポイントは2万円相当を超えることはできず、還元期間を過ぎたポイントは失効する。
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