日本マイクロソフトの新社長に、日本ヒューレット・パッカードの吉田仁志社長が就任する方向で最終調整が進んでいる──と、日経 xTECHが9月27日付で報じた。ITmedia NEWSの取材に対し、日本マイクロソフトの広報担当者は「当社が発表したものではない」と回答した。
日本ヒューレット・パッカードは18日、吉田氏が30日付で同社の代表取締役社長を退任すると発表していた。日経 xTECHの報道によると、吉田氏は10月1日以降、日本マイクロソフトの社長に就く見通しという。
これまで吉田氏は、ITコンサルティング企業のケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ日本法人、ノベル日本法人、SAS Institute Japanなどの社長職を歴任。2015年1月から日本ヒューレット・パッカードの社長を務めている。
日本マイクロソフトでは8月31日付で、平野拓也氏が代表取締役社長を退任した。平野氏は退任前の同月20日、記者会見で「20年度までに日本でナンバーワンのクラウドベンダーになる」という経営方針を発表したが、後任は明らかにせず、その後1カ月近く社長不在の状態が続いている。
【訂正:2019年9月30日午後2時13分 当初、タイトルと本文中で「日本ヒューレット・パッカード」とすべきところを、別会社の「日本HP」と表記しておりました。お詫びして訂正いたします】
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