Uber Japanは10月11日、台風19号の接近に伴って、12日は8都府県で「Uber Eats」のサービスを終日休止すると発表した。配達員の安全を考慮した判断という。
同社は11日、日本でのUber Eats開始3周年を記念し、一部メニューが30%オフになるキャンペーンを始めた。しかし需要の増加と台風上陸が重なり、配達員の事故につながる可能性があると、ネット上で懸念の声が上がっていた。
サービス休止の対象となる地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県。営業再開が決まった場合は、Uber Eats公式アプリで通知する。
Uber Japanは、配達員が仕事中に事故に遭った場合に見舞金を支払う「傷害補償制度」を10月1日に始めるなど、配達員の安全管理や補償に注力している。
台風19号の規模は“今年最強クラス”と予測されており、Uber Eatsの他、ヤマト運輸や佐川急便といった運輸事業者も、12日は関東を中心とする事業所で集配業務などの休止を決めている。
イトーヨーカドー、三越伊勢丹、高島屋などのスーパーや百貨店も、関東圏などの店舗を臨時休業すると発表している。
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