KDDIは10月16日、台風19号の影響を受け、つながりづらい状態が続いていた携帯電話サービスがほぼ復旧したと発表した。土砂崩れで立ち入りが難しい宮城県丸森町の一部を除き、「台風発生前と同等まで復旧した」としている。
同社によると、障害は12日午前3時45分〜16日午前8時56分まで発生。岩手県、宮城県、福島県、東京都、神奈川県、山梨県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、長野県と広範囲にわたり、音声通話やパケット通信が利用しづらい状況が続いていた。
同社は事前に台風の上陸パターンを複数想定し、上陸前に全国の機材を集結・配備させた他、上陸後も復旧に向け、車載型の無線基地局などを各地に派遣し対応したという。
NTTドコモ、ソフトバンクも大部分は回復したが、16日朝時点でも「復旧作業に努めている」(両社)としている。
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