AirPods Proからイヤーチップを外し、AirPods (2nd generation) 、Powerbeats Proのヘッドユニットを比べてみると、AirPods Proは、AirPods (2nd generation) の楕円形フロントハウジング開口部が大きくなった形なのが確認できる。
AirPods Proは、Powerbeats Proに似た斜角度なのも分かる。
Powerbeats Proにあるようなノズルは持っていない。
AirPods Proは、iPhone付属のEarPods、AirPods (2nd generation) のヘッドユニット部のハウジング開口部が大きくなったヘッドユニットだと分かる。
これに、装着感を上げるためのイヤーチップが追加されたモデルということになる。
AirPods Proでぜひ試して欲しいのが「イヤーチップを外した状態で装着して使用する」で、これまでのEarPodsとなんら変わらない装着感で、この状態で耳から外れることはあまりないと考えられる。
ノズル式ハウジングのユニットの場合、イヤーチップを外した状態では、そもそも耳に納まってくれない。
薄いエラストマー素材を使用していると思われるシリコン製イヤーチップは、ヘッドユニット部と2個の留め部で接続される仕組みで、その留め部に芯があり、そこからノズル風形状の風道とイヤーフィット部が続く形状だ。
そもそもノズルに柔軟性を持たせるということは構造上不可能だったが、イヤーチップ側にノズルの役割を持たせるという発想がすごい。
AirPods Proからイヤーチップを外した状態で充電ケースに収納してみると、イヤーチップ部分に相当する場所が大きく空くことが確認できる。
これまでのAirPodsはヘッドユニットと充電ケースがピッタリの設計だったため、0.1ミリ以下の極薄シリコンカバーしか装着できなかった。
今後は、サードパーティからAirPods Pro用のさまざまなイヤーチップが出てくると予想される。
AirPods Proのステムを含めた長さは30.9ミリで、AirPods (2nd generation) の40.5ミリと比べて短くなっている。
なお、FCCに提出された書類「BCG-A2083」(右)「BCG-A2084」(左)から、Bluetooth 5.0用アンテナの長さは2.5ミリだと分かる。
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