AirPods Proは、ステムをタップではなく「つまむ」という動作に変わっている。
また、これまでのAirPodsと同じく、ボリューム調整を行う場合、Siriに「音量上げて」「音量下げて」と頼む仕組みで、物理的な操作方法は用意されていない。
この場合、調整量は1段階ステップずつとなるので「音量を50%上げて」などと具体的に頼むと便利だ。
AirPods Proは、Qiワイヤレス充電に対応している。
Lightning接続による充電は5W(5V/1A)仕様のため、Qiワイヤレス充電も最大5W充電だと考えられる。
AirPods Proでは、iOS 13.2以降、iPadOS 13.2以降で、AirPodsを両耳に快適かつ確実に装着してから再生ボタンを押して装着状態をテストできる「イヤーチップ装着状態テスト」機能が利用できる。
いくらイヤーチップの種類が増えたとしても、これまで正しく装着できているかどうかは、ユーザーの判断まかせだったが、この機能を利用することで、正しいイヤーチップを装着しているかどうかが分かりやすくなった。
ちなみに、テストを行う上で曲が流れるが、この曲はTychoの「Awake」だ。
設定>Bluetooth>AirPods Pro>詳細からノイズコントロールが利用できる。
ノイズキャンセリングまたは外部音取り込みのオン/オフが行える。
また、AirPods Proのステムをつまむ動作の割り当て機能のオン/オフも可能。
ノイズキャンセリングまたは外部音取り込みのオン/オフは、コントロールセンターのボリュームからもできる。
watchOS 6.1以降がインストールされているApple Watchでもノイズキャンセリングまたは外部音取り込みのオン/オフが行える。
watchOSの場合は、ミュージックアプリなど楽曲再生中の左下ボタンをタップしてオン/オフを行う。
AirPods Proのステムをつまむ長さの調整は、設定>アクセシビリティ>AirPodsで、遅さと間隔を選択できる。
また、AirPodsを1つだけ装着時にノイズキャンセリングをオンにする設定も用意されている。
AirPods Proを装着した状態で、設定>アクセシビリティ>VoiceOver>オーディオに「音声チャンネル」「サウンドチャンネル」項目が表示される。
右左のユニットに音声またはサウンドチャンネルを割り当てることが可能だ。
デフォルトでは、音声チャンネル、サウンドチャンネルが、両方のユニットに割り当てられている。
iOS 13.2以降、iPadOS 13.2以降から利用可能な「オーディオ共有」機能と「Siriで着信メッセージの読み上げ」機能も利用できる。
Apple Musicで楽曲再生した場合、256kbps/AACを基本とした再生サウンドになる。
モバイル通信環境でも256kbps/AAC再生にする場合は、設定>ミュージック>モバイルデータ通信>高品質ストリーミングをオンにする。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみた。
中低音域から中高音域までシャープに持ち上がり、余韻の領域である超高音域は、18kHz以上はカットされるようだ。
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