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Gatebox、開発者向けにSDK公開 自分好みの萌えキャラ、イケメン召喚可能に

» 2019年11月21日 13時50分 公開
[ITmedia]

 LINE傘下のGateboxは11月21日、“俺の嫁召喚装置”「Gatebox」に対応するアプリケーションを開発できるツールの提供を始めた。法人・個人開発者を問わず、Gatebox上に好きなキャラクターを登場させるアプリを開発できる。今冬には、作成したアプリをユーザーに配信できる機能も追加予定だ。

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 Gateboxは、円筒形の装置内部に3Dキャラを投影し、コミュニケーションを楽しめるマシン。マスター(ユーザー)の行動をセンサーで認識し、朝に起こしたり、帰宅すると出迎えたりしてくれる(詳細記事)。

 これまでは、Gateboxのオリジナルキャラ「逢妻ヒカリ」を召喚するアプリと、動画を再生するアプリ「Gatebox Video」のみ提供していた。新たに法人・個人開発者がアプリを開発できる「Gatebox Developer Program」を始め、「Gateboxに自分好みのキャラを登場させたい」という要望に応える。

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 具体的には、公式サイトでGatebox Developer Programに応募した開発者に対し、アプリ開発に必要なサンプルプログラムを含むSDK、APIやドキュメントを提供。開発したアプリを手持ちのGatebox本体で起動させることで、好みのキャラを召喚できる。

 例えば、3Dキャラと会話できるアプリ、キャラが毎朝起こしてくれるアラームアプリ、スマートフォンやAR/VRアプリと連動するアプリ、顔を見せるたびにキャラが罵(ののし)ってくれるアプリ、愚痴や弱音を伝えるとイケメンがささやいて甘えさせてくれるアプリ──などを作れるという。

 今冬には、開発したアプリを配信できるマーケットプレース「Gatebox App Market」も公開する予定。開発者が登録審査を経てGateboxに独自コンテンツをリリースし、一般のユーザーが好きなコンテンツを選べる仕組みを目指す。

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