楽天モバイルが手掛けるMNO事業の料金プランとみられるWebページが、Googleのキャッシュから誰でも見られる状態になっていたことについて、楽天モバイルは12月4日、「テストページが何らかの原因で流出したもの。内容は仮で、事実とは異なる」とITmedia NEWSの取材に回答した。
流出したテストページには、楽天モバイルが未発表のMNO料金プランと思われる料金表などが記載されていた。Webページ自体は削除されていたものの、誰でも見られるGoogleキャッシュ上に残っているものをTwitterユーザーが3日に発見した。「50GB 900円」など、他社に比べて安いプランを表示していたが、キャッシュ元のURLが楽天モバイルの正規URLとは異なり、ページ自体が楽天モバイルのものか分からない状態だった。
楽天モバイルは、同ページが自社から流出したことについては認めたが、「ページ内の情報は全て仮で当て込んだもの。事実とは異なり、プランやアプリの情報については実際のものではない」として、内容について実際のMNO料金プランとは異なると説明した。
流出の原因については、現在調査を進めているという。当該WebページのIPアドレスを開くと、3日まで「楽天モバイル無料サポータープログラム」(MNOサービスの試験提供プラン)のトップページが表示される状態だったが、4日午後2時時点ではアクセスできなくなっている。
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