「フリマアプリ利用者の約4人に1人が、利益が100円以下でも商品を出品している」――メルカリが12月5日、フリマアプリの出品に関するこんな調査結果を発表した。
調査は、同社が運営するメルカリ総合研究所が、全国のフリマアプリ利用者1030人を対象に実施した。その結果、利益が少額でも商品を出品するユーザーは、そうでないユーザーと比べて「捨てることがもったいない」と考える傾向があることが分かったという。
調査結果によると、100円以下の利益でも出品すると答えた人の6割以上は女性だった。年代別にみると、30代(35.1%)と20代(24.3%)が多かった。
少額利益でも構わないと考える出品者と、最低1000円以上の利益を見込む出品者では、フリマアプリを利用する目的に違いが出たという。どちらの利用者も、利用目的のトップは「不要品を処分する」だったが、少額利益でも構わないと考える出品者のほうが、「捨てることがもったいない」「節約、お得に買い物をする」と考える傾向があったとしている。
少額利益でもよいとする出品者はこの他、そうでない出品者よりも、取引成立時に「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなる」「無駄なく生活ができている」などと感じている人が多かった。
また、100円以下の利益でも出品する人で、「フリマアプリの出品にハマっている」と答えたのは59.8%で、最低1000円以上の利益を見込む出品者の42.5%を17.3ポイント上回った。
調査期間は11月14日〜15日。フリマアプリを使用している全国の12〜59歳の男女を対象に、インターネット上で実施した。
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