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» 2019年12月12日 17時00分 公開

発売即売り切れの「コミケ用バッグ」を試す “戦利品”は安全に持ち帰れるか (1/2)

先行販売でも一般販売でもすぐに売り切れてしまった「コミケ用バッグ」。その実力をチェックする。

[林佑樹,ITmedia]

 コクヨグループのカウネットが開発した、「イベント用(コミケ用)ミーティングバッグ」(以下、コミケ用バッグ)が人気だ。同社がTwitterユーザーの意見を参考に開発したというこのバッグは、10月にクラウドファンディングサイトで先行販売を行ったところ、用意した100個が3分で完売。12月11日には公式サイトで一般販売を行ったが、発売から10分余りで完売となった。

 受注の再開時期は未定としているが、「安定供給できるよう販売体制を整え、努力する」と同社は発表しており、今後の販売についても前向きな姿勢だ。

 そんなカウネットのコミケ用バッグを試用する機会を得た。“戦利品”はどれだけ入れられるか、傷は付かないか、使いやすいかなど、じっくりとチェックしていく。

コミケ用バッグをチェックする(筆者はC97の新刊作業中)

 コミケ用バッグの外観は、黒くて四角い。サイズは360(幅)×160(奥行き)×290(高さ)ミリで、重量は約1.1キロ。同社は以前から同様の形状である「ミーティングバッグ」を複数販売しているが、今回のコミケ用バッグはこれまでのミーティングバッグに被せるタイプのふたを付けた他、持ち手の位置など細かい変更を加えている。カラーバリエーションはブラックのみ。

前後左右にポケットも備える
開場前の待機中にも邪魔になりにくいサイズだ

 本製品は購入時点では折り畳まれた状態だ。折り畳めるということは、イベント会場までの持ち運びに便利だ。泊まり込みで荷物が多くなる場合も、バッグがかさばらないというのはメリットだといえる。パーツは本体と仕切り板、底板から構成されており、底板は側面ともつながっている。仕切り板の位置は調整可能で、複数の判型の本の収納に対応する。

組み立てる前の状態
底板を入れる
仕切り板
イベント前には折り畳んでキャリーケースに入れられる
仕切り板を入れた状態
仕切り板はマジックテープで固定
こちらの仕切りもマジックテープで固定

 収納容量を見ていこう。サイズ(内寸335×150×255ミリ)からすると、A4の本は横向き、B5やA5は縦向きに収納する前提となる。カウネットのカタログスペックでは、1冊あたりの厚み3mmの場合、A4サイズ22冊、B5サイズ20冊、A5サイズ20冊となっている。仕切り板は調整可能なので、同人誌に採用されやすいB5サイズを特にたくさん入れられるようなレイアウトも可能。またA5サイズ向けのスペースは、それよりも小さい判型の本の収納場所としても使える。本を満載した状態での重量は10キロ前後だが、耐荷重は20キロと十分に余裕はある。本以外のグッズを収納して運ぶ場合にも出番はありそうだ。

ざっくりと目に付いた本を入れてみた
深さはB5ジャストだ
A4向けのスペースはグッズ類を入れる場所としてもいい

 前後左右にポケットがあり、ペットボトルや会場マップ、モバイルバッテリーなどを入れておける。メインスペースは基本的に戦利品の本のみを収納する場所という考えだろう。

正面側はメッシュポケット
側面はマジックテープ付きのポケットと、メッシュポケット
背面はファスナー付きのポケット
上記内容物をキャリーケースに移してみたところ
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