米Facebookは12月16日(現地時間)、傘下のInstagramでも虚偽(false)の可能性のあるコンテンツ(写真および動画)に警告ラベルを付けるようにしたと発表した。このラベルは、フィード、プロフィール、ストーリー、ダイレクトメッセージなど、コンテンツを表示する世界中のすべてのInstagramで表示される。
虚偽の可能性があるかどうかの判断は、Facebookと提携する複数の第三者ファクトチェッカーが行う。同社は5月、米国のファクトチェッカーと協力し、Facebookでの虚偽情報の特定、確認、ラベル付けのテストを開始した。Facebookでは10月にグローバルにスタートし、その時点ではInstagramでも同様の対策を11月に開始すると予告していた。
明らかに虚偽と判定されたコンテンツは表示されないが、虚偽警告ラベル付きコンテンツを見たりシェアしたりするかどうかの決定はユーザーに委ねられる。
Instagramは同日、投稿にいじめの可能性のあるキャプションを付けようとすると警告を表示する新機能も発表した。
なお、虚偽コンテンツの警告ラベルはFacebookと横断で実施するものなので、Facebook同様に政治的広告については第三者によるファクトチェックは行われない。
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