2019国際ロボット展
“やわらかいハチ公ロボ”降臨 AI搭載で声掛けや触れ合いに反応
白いゲル素材を活用した、軟らかな手触りの犬型ロボット「やわらかロボ!ゲルハチ公」を、山形大学が「2019国際ロボット展」(12月18日~12月21日、東京ビッグサイト)で展示している。渋谷の忠犬ハチ公像をモチーフにした。AIを搭載しており、人の呼び掛けや頭をなでる動作に反応する。
人の表情や呼び掛けを首に搭載したカメラとマイクが認識し、ハチ公に触れる力を頭に内蔵する触覚センサーが検知。それらの情報を基にAIがハチ公の感情を解析する。驚き・楽しいなど8種類の感情から1番傾向の強い感情が、ロボットと接続したモニターに表示される。本体サイズは350(幅)×1000(奥行き)×860(高さ)ミリ。
頭と前足の手触りは本物の犬のようにしっとりと軟らかいが、一点を見つめるハチ公の顔は妙にリアル。開発責任者の山形大学 小川純准教授は、「本物そっくりに仕上げました」と自信を見せる。
やわらかロボ!ゲルハチ公が生まれたきっかけは、渋谷との縁(えん)だという。渋谷のハチ公の「試作品」として制作された“第1号”が、山形大学がある山形県鶴岡市に現存する。今年9月に渋谷で行われた「超福祉展」への出展に当たり、運営側から「ハチ公にちなんだものを出展しないか」と申し出があった。
ハチ公をモチーフにしながら、医療施設や介護施設などで被介護者や患者とのコミュニケーションを後押しするものが作れないかと検討を重ね、原形が完成。大きさは鶴岡にあるハチ公の原寸大だ。小川准教授は「感触が軟らかで触りやすいので、利用する方の癒しにつなげることができれば」と意気込む。
今後は企業とも連携し、実用化を目指す考えだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO熊谷代表、会見で改めて謝罪 SNS投稿巡り「配慮が欠けていた」
-
2
ロゴ画像用の公開領域に顧客ファイルも保存 GMO系シングルサインオン、4.5万人分漏えい
-
3
アットコスメ、会員約300万人分の情報漏えい 不正アクセスで
-
4
ニコニコレンタカー、免許証画像の事前登録を廃止 保存済み画像も全削除 サイバー攻撃の増加受け
-
5
AI学習への利用拒否をrobots.txtで一括指定へ OpenAIやGoogleなどが対応表明
-
6
日本郵政「ゆうID」不正ログイン、他社で流出したパスワード使うリスト攻撃か……2段階認証必須に
-
7
楽天証券、顧客情報362件が漏えいか NTTデータ委託先に不正アクセス
-
8
GMO熊谷代表、涙の謝罪会見でも“熊谷節”さく裂──「31年間、もうけるという言葉は使ったことがない」
-
9
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
-
10
クラブツーリズムに不正アクセス 個人情報約432万件漏えいの可能性、サイト停止
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR