ZOZOは12月17日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」をヤフーのECサイト「PayPayモール」に出店した。ZOZOのユーザーは若年層がメインだが、ヤフーは30〜40代の利用者を多く抱える。今回の出店で相互送客を強化し、顧客層の拡大を目指す。
店舗名は「ZOZOTOWN PayPayモール店」。UNITED ARROWS、BEAMS、SHIPSなど、ZOZOTOWNで人気がある約1100のショップをそろえる。ショップ数は順次拡大する。
ZOZOは「(家電や食品など)PayPayモールの他のカテゴリーで買い物をしたユーザーにも親しまれるサイトにし、顧客との接点を増やす」としている。
ヤフーが10月に始めたPayPayモールは、Yahoo!ショッピングよりも出店基準が厳しい点や、モバイル決済サービス「PayPay」のユーザー向けに特典を設けている点が特徴。若年層に人気のあるZOZOTOWNを取り込むことで、取り扱い高のさらなる拡大を図る。
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