NECは、買い物客が店内で自分のスマートフォンを使って購入商品をスキャンし、決済まで行える小売店向けソリューション「セルフスキャンショッピング」を4月に発売すると発表した。顧客のレジ待ち時間の短縮や、店舗従業員の業務負荷削減につながるとしている。
来店客向け専用アプリと、基幹システムや顧客システムなどの既存システムと連携するAPIで構成。客が事前にスマホアプリをインストールした上で来店し、店内で商品をかごに入れる際に、スマホカメラでバーコードをスキャンする。
決済は、現金とクレジットカードに対応。現金決済時は、アプリから支払い用バーコードを表示し、会計マシンにかざせばOKだ。
今後、スマホ内でカードや電子マネーで決済機能、AIやARを活用した機能などを順次追加していく計画だ。
価格は、店舗ライセンスが100万円、企業ライセンスは個別見積もり。3年間で3億5000万円の売り上げを見込む(ライセンス費用のみ)。
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