米Facebookは2月12日(現地時間)、メッセージングサービス「WhatsApp」のユーザー数が20億人を突破したと発表した。
同社はここ数年、WhatsAppやInstagram単体のユーザー数は発表しておらず、WhatsAppのユーザー数が最後に発表されたのは2017年第4四半期の業績発表後の電話会見でのことで、この時は15億人だった。
なお、FacebookのMAUは2019年第4四半期の業績発表によると24億9800万人だ。Facebookが「ファミリー製品」と呼ぶFacebook、Instagram、Messenger、WhatsAppの少なくともいずれか1つを任意の1日に利用したユーザーの数は28億9000万人。
WhatsAppは主にアジアやインドで人気のメッセージングサービス。エンドツーエンドの暗号化と、無料にもかかわらず広告が表示されないのも人気の理由だ。
Facebookは、今後も暗号化を強化し、「世界中の20億人のユーザーの個人的な交流を保護することにコミットしていく」としている。
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