秋田書店は3月4日、「週刊少年チャンピオン」のバックナンバーの無料配信を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校で、外出を控えている子ども向けに、漫画配信サイト「マンガクロス」で31日まで公開する。
週刊少年チャンピオンの2020年1〜12号デジタル版を無料で公開している。
新型コロナウイルスの影響で、政府が不要不急の外出を控えるよう呼び掛けたり、全国の学校に休校を要請したりする中で、出版各社がコンテンツを無料公開する動きが広がっている。
集英社と小学館は2日、「週刊少年ジャンプ」「月刊コロコロコミック」などを各社の電子書籍ストアで公開。KADOKAWAも同日から、児童文庫シリーズ「角川つばさ文庫」など207冊を配信している。
講談社は、漫画配信アプリ「コミックDAYS」で、作品ごとに無料で公開している。同社は「雑誌の公開の予定はないが、作家と協議した上で、いくつかの作品を無料で公開している」としている。
対象作品は「宇宙兄弟」1〜50話、「GIANT KILLING」1〜50話、「鬼灯の冷徹」66話から25話分、「ALL OUT!!」5巻分、「いとしのムーコ」1〜30話など。公開期間は作品によって異なるが、3月末までを予定している。
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