厚生労働省は3月31日、同省とLINEが実施している「新型コロナ対策のための全国調査」を装った詐欺に注意するよう呼び掛けた。偽の調査では、クレジットカード番号などを聞く可能性があるという。
調査は、クラスター(感染者集団)の早期発見などに役立てる目的で31日に開始。メッセージアプリ「LINE」の国内ユーザー約8300万人を対象に、ユーザーの体調や感染予防策などを質問している。
これを装った偽の調査が発生していることを受け、同省は公式サイトで質問項目を公開し、クレジットカード番号などを問うメッセージに回答しないよう呼び掛けている。
詐欺かどうか見分けるポイントとして、LINEは「緑の公式バッジマークがあるアカウントが本物」だと案内している。
次回の調査は4月5日を予定している。
LINEと厚労省、新型コロナ対策で全国調査 8300万人が対象、クラスター早期発見へ
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