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Xiaomiのスマート炊飯器を買ってみて分かった、できることできないことCloseBox(2/3 ページ)

» 2020年04月15日 12時13分 公開
[松尾公也ITmedia]

スマートフォンと連携する

 次にやるのはスマートフォンとの連携である。Mi HomeというiPhoneアプリがXiaomi家電製品の統合アプリになっていて、その中でセットアップできる。Xiaomiのアカウントを作って、サーバにアクセスするので、Wi-Fi接続だけど家の外からのアクセスもできる。

 試しに、ご飯を炊いてみた。近所の米屋さんで買った、オリジナルのブレンド米。安くてその場で精米してくれる。お米不足のときは米屋さんに行くに限る。

photo 新潟米サービスブレンド

 せっかくなので、iPhoneから炊飯の命令を出してみた。まずは標準的な60分かかる炊き方で。普通に炊き上がる。高級米というわけではないし、特別な炊き方でもないから普段と味が変わるわけではないが、iPhoneだけでなく、Apple Watchにも炊き上がりましたとアラートがくるのがうれしい。

photo Apple Watchに届いた炊き上がりの通知

 では、外出先からはどうだろう。今度は白米熟成炊きというコースで。散歩中に炊飯のオーダーをiPhoneからやってみた。これもうまくいった。

photo 白米熟成炊きで調理中
photo 炊き上がった
photo 炊き上がってからの保温時間が表示される

 「リモートからお米を炊いてなにがいいの?」という疑問は出てくる。当然だ。家には1人だし。リモートで炊けたり、炊き上がりを通知してくれたりといったことに、それほどメリットはない。

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