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Xiaomiのスマート炊飯器を買ってみて分かった、できることできないことCloseBox(3/3 ページ)

» 2020年04月15日 12時13分 公開
[松尾公也ITmedia]
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もっと進化してくれ

 しかし、このXiaomi炊飯器には別の顔があるのだ。炊飯器を使ったさまざまなレシピが用意されていて、それをスマートフォンから操作できるらしい。ただし、今のところ日本で使えるのはご飯とお粥だけ(ロケールと言語設定でそうなる)。日本語マニュアルにも、ご飯の炊き方しか説明がない。

 調べると、日本版ではレシピが「まだ用意されていない」状態のようだ。ローカライズが進めば、中華だけでなく、バラエティに富んだ各国料理が使えるようになるはず。いや、そうなってほしい。だって、製品ページにはこんな豪華な料理の写真が満載だし、「Mi IH炊飯器をアシスタントにして、スープや温泉卵などのさまざまな作品を作りましょう」と書かれているのだから。

photo 公式の製品ページにある料理、どうやって作ればいいの?

 それまでの間、多種多様な料理についてはこれまで通りホットクック、ノンフライヤー、ホームベーカリーをもっと活用し、炊飯器には炊飯の役割を担ってもらおうと思う。いずれ万能調理器に変身してくれるはずのXiaomi炊飯器。ソフトウェアアップデートによる進化を心待ちにしている。

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