クラウド会計ソフトを提供するfreeeは4月20日、システム受託開発やコンサルティングのプロジェクトの工数や収支を一元管理できる「プロジェクト管理freee」の提供を始めた。
同ツールでは、プロジェクトの予算や工数などを一目で確認できる。予算を超過した場合に警告するアラート機能を備え、計画の見直しなどに活用できるとしている。
「Google カレンダー」などの外部のカレンダーツールと連携し、各作業者のカレンダーから作業内容と日時を取り込んで、工数として入力できる。勤怠や労務を管理する「人事労務freee」と連携して従業員情報の取り込みもできる。今後、クラウド会計ソフト「会計freee」と連携して、人件費以外の経費などの直接原価を取り込めるようにするという。
システムの受託開発やコンサルティングなど、顧客から請け負った案件に対し人材を割り当てて遂行していく“プロジェクト型”ビジネスの管理に向くとしている。
freeeはツールの意義について、「ビジネスの収益性や収益機会がリアルタイムに可視化できれば、さらなるビジネスの改善が可能になる」とコメントした。
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