キヤノン米国法人は4月28日(現地時間)、同社の一眼レフカメラなどをWebカメラとして使えるようにするPC向けソフトウェア「EOS Webcam Utility Beta」を公開した。現時点ではWindowsのみ対応。その他のOSは後日提供する可能性があるとしている。
EOS Webcam UtilityをインストールしたPCに、同社の一眼レフカメラ「EOS」シリーズやコンパクトデジタルカメラ「PowerShot」シリーズの一部機種をUSBケーブルで接続すると、Webカメラとして認識される。
ビデオ会議ツールなど、Webカメラを使うソフトウェアにカメラ専用機ならではの高画質な映像を入力できる。新型コロナの影響で在宅勤務を行う企業が全世界で増えていることからソフトウェアを公開したという。
日本ではWebカメラの売り切れが続出している。
キヤノンによれば、公開されたソフトは米国法人が独自に展開するもので、日本を含むその他の地域ではサポートしないとしている。Twitterなどでは、日本のモデルでも使えるとの声が挙がっている。カメラの対応機種は次の通り(一部名称は海外モデル)。
キヤノン米国法人は「顧客の需要に対し、シンプルに対応するソリューションを提供することが不可欠。ビデオ会議を行うビジネスパーソンのストレスを軽減したい」としている。
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