新型コロナウイルス感染防止のため、自宅でのテレワークに挑戦しているITmedia NEWS編集部の面々。慣れない自宅での仕事で、記者たちが直面した困りごと、気付きをサクッとご紹介します。
世は在宅勤務時代、今日も朝一で社外の人とWeb会議がスタート。「いつもお世話になっております」「こちらこそお世話に……(あっ、寝癖が……!)」
テレワークで在宅勤務を行うようになると、ほとんどの会議をWeb会議で済ませるようになる。記者も2月下旬から可能な範囲で在宅勤務を行っているが、慣れた人同士であれば、Web会議でも対面と遜色ないやりとりが行えて非常に便利だ。
スムーズにWeb会議を進行するコツとして欠かせないのが、Webカメラを使って自分の顔の映像を相手に届けることだ。声に表情や視線といった情報が加わることで、細かなニュアンスも伝わりやすくなる。最初は少し抵抗感があったが、慣れてしまえばどうってことはない。
ただ、実際にビデオを交えたWeb会議を行う上で気になることも出てきた。その1つが、Web会議の参加ボタンを押したと同時に、こちらの映像が相手に見えてしまうことだ。
使い勝手がよく考えられたWeb会議ツールは、接続前にカメラのプレビュー画面が表示される。事前に自分がどのように写るのかを確認できるため、在宅勤務のように隙が多い状況でも、しっかり身だしなみを整えてから参加できる。
しかし、お行儀が悪いツールだと招待を受けたWeb会議に参加したり、ビデオ機能をオンにしたりといった瞬間に映像が伝わってしまう仕様であることが多い。社内ならまだしも、社外の人とのやりとりで、ビデオがオンになってから寝癖を直すのは社会人としてちょっと恥ずかしい。自分自身も自分の姿が常に見えるので、気になるところがあると会議に集中できなくなってしまう。
もちろん事前に身だしなみを整えておくのが一番だが、在宅勤務だと油断してしまうこともある。使い勝手に不慣れなWeb会議ツールに招待されることもあるだろう。
そこでおすすめしたいのが、PCの純正カメラアプリを使って手軽に写りを確認するテクニックだ。Windowsならスタートボタンを押して「camera(kameraでも可)」と入力、macOSならSpotlightの検索機能で「Photo Booth」と入力すると、OSに搭載された純正カメラアプリが開いてWebカメラの映像が確認できるはずだ。これならPCの前から動くことなく、手軽に身だしなみを事前チェックできる。
昨今の事情によって、これまでほとんど使ってこなかったPCのWebカメラと向き合っている人もきっと多いはずだ。カメラをシンプルに起動するテクニックを覚えて、Web会議をスマートにこなしてほしい。
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