米Facebook傘下のInstagramは5月12日(日本時間)、飲食店などの法人ユーザーが「ストーリーズ」の投稿などを通じて、クーポン券などのギフトカードを販売できる機能を日本向けに導入した。新型コロナウイルスの影響を受ける中小事業者を支援する取り組みの一環だという。
法人ユーザーは、ストーリーズの投稿に「ギフトカードを購入する」といったスタンプを掲載できる。プロフィール画面にも、ギフトカードの販売ボタンを追加できる。一般ユーザーがスタンプやボタンをタップすると購入画面に遷移する仕組みだ。
国内での導入に当たっては、飲食チケット販売のキッチハイク、小規模事業者をカード加盟店に抱えるSquare、飲食店の予約管理システムを手掛けるTableCheckと協業する。3社の加盟店である法人ユーザーは、スタンプやボタンを無料で利用できる。
Instagramはこの他、4月27日から日本向けに導入している「料理を注文」機能についても協業先を拡大。飲食関連サービス「TableCheck」「出前館」「Picks」「ヒトサラ」の加盟店も、ストーリーズなどに「料理を注文」スタンプを追加し、Instagram経由で料理を販売できるようになった。
さらに同社は、一般ユーザーがお気に入りの飲食店をストーリーズ内で紹介できる機能もローンチした。「お店を応援」といった文言を添えて、紹介したい法人ユーザーのアカウントを投稿内にタグ付けしてシェアできる仕組み。投稿を見た友人などが店舗を利用する効果を見込み、飲食店の集客をサポートする。
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