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» 2020年05月12日 14時00分 公開

マイナンバーカードのパスワード設定システムに遅延 10万円給付金の申請でアクセス殺到

政府が国民に一律10万円を給付する特別定額給付金を巡り、申請に必要なマイナンバーカードのパスワード設定を行うシステムに過大な負荷が掛かり、遅延が発生。窓口の混雑が加速している。

[谷井将人,ITmedia]

 政府が国民に一律10万円を給付する特別定額給付金を巡り、申請に必要なマイナンバーカードのパスワード設定を行う自治体向けシステムに遅延が発生し、役所の窓口が混雑している。マイナンバーカードの電子証明書に関するシステムを運用している地方公共団体情報システム機構は5月12日、システムの遅延について謝罪した。

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 特別定額給付金の申請には、マイナンバーカードの電子証明書機能を使うためのパスワードを窓口で設定する必要がある。ゴールデンウイーク中から、電子証明書パスワードの発行や更新の申し込みが急増し、設定システムに過大な負荷が掛かったのが遅延の原因という。

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 地方公共団体情報システム機構は、自治体の窓口での密集を避けるため、土日でもパスワードの設定ができるようシステムの稼働時間を延長。利用者には混雑が少ない午後に来庁するよう呼びかけている。

 同機構はゴールデンウイーク中や、5月7〜10日にかけて、処理能力の強化を行ったという。今後も、各自治体と連携して改善を続けるとしている。

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