米Intelは5月20日(現地時間)、ネットワークインタフェースカードブランド「Killer Networking」を擁する米Rivet Networksを買収すると発表した。買収総額などの取引の詳細は公表されていない。
Intelは発表文で、「Rivet Networksの製品は、ゲーマーやハイエンドユーザーにスピード、インテリジェンス、コントロールを提供する。(中略)同社の製品はイーサネットとWi-Fiの組み合わせを利用して両者のトラフィックに優先順位を付けることもできる」とし、この買収は同社の「既存のWi-Fi製品を大幅に補完するもの」だと語った。
Rivet Networksは買収完了後、Intelのクライアントコンピューティンググループ内の無線ソリューションチームに加わる。Killerブランドはそのまま残し、IntelのPC Wi-Fiポートフォリオに統合する。
Rivet Networksは2014年創業のテキサス州オースティンに拠点を置くNIC(ネットワークインタフェースカード)メーカー。共同創業者は2011年に米Qualcommに買収されたBigfoot Networksの幹部だった。同社のネットワーク製品はDellやHPなどのPCに採用されている。
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