政府が新型コロナウイルス感染症の拡大による通信需要の増加を受けて、全治自体を対象とした光ファイバー回線の整備に500億円を投じる方針を5月26日に固めたと、時事通信などが27日に報じた。予算は2020年度の2次補正予算案に盛り込むという。
4月30日に成立した1次補正予算で、約31億3000万円を民間団体の通信インフラ補助に計上しているが、2次補正で大幅に拡充する考え。
時事通信によれば、従来は過疎地や離島などに光回線整備の支援を限定していたが、今回の方針では対象範囲を限定せず、オンライン環境が整っていない学校などがある地域を支援するという。
政府は、2次補正予算案を27日午後に閣議決定し、6月12日までの成立を目指す。
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