米Microsoftは5月28日(現地時間)、年内発売予定の次期ゲームコンソール「Xbox Series X」の後方互換性について説明した。初代Xbox、Xbox 360、Xbox Oneの数千本のゲームをサポートするとしている。
ゲームによってはHDR対応にし、フレームレートが30fpsだったものを60fpsに、60fpsだったものは120fpsに倍増させる計画だ。これらの後方互換性のあるゲームはXbox Series X上でCPU、GPU、SSDのパワーをフルに駆使し、ネイティブに稼働するという。「すべてのタイトルは最高のパフォーマンスで実行され、公開当時のハードウェアでよりも何倍も高いパフォーマンス、最高の解像度と安定したフレームレートを実現する」としている。
古いゲームをHDR対応にするために、プラットフォーム自体で処理する「革新的なHDR再構成技術」を開発し、HDRがなかった初代XboxのタイトルもHDRで表示できる。
また、「クイックレジューム」機能も後方互換性のあるタイトルで利用できる。クイックレジュームは、プレイを中断した複数のゲームをそれぞれ中断したポイントから再開する機能だ。
Xboxチームは、引き続き互換性プログラムに追加してほしいタイトルを受け付けている。互換性を持たせるには、技術的な課題だけでなく、ライセンスの問題もあるのですべてのリクエストに応えられるわけではないが、可能な限り対応していくとしている。
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