新型コロナウイルスの影響でライブやイベントの中止が相次ぐ中、声優の鬼頭明里(きとうあかり)さんのライブツアーがチケット代を2倍近くに値上げして注目を集めている。Twitterでは一時「チケ代2倍」がトレンドに入った。
9月から10月にかけ、東京の「なかのZERO 大ホール」、大阪「堂島リバーフォーラム」、愛知「名古屋市公会堂」を巡る鬼頭さんのファーストライブツアー。料金は当初6800円(税別)だったが、6月10日の優先販売開始時に価格改定を行い、1万2000円(税別)になった。申し込みには同日発売のアルバム「STYLE」に封入されているチケット優先販売申込券のシリアルナンバーが必要になる。
公式サイトでは、「政府が発表したコロナ禍におけるイベント開催の収容可能人数制限に則って開催するため、予算の都合でチケット価格を改訂する」と説明。会場使用料や運営費は変わらない一方、収容人数を半分にしなければ開催できない状況に理解を求めている。当日は有料のネット生配信も行う予定だ。
政府は5月25日、新型コロナウイルスの感染状況をみながらイベントの開催制限を段階的に緩和する方針を示した。鬼頭さんのライブが行われる9〜10月は順当にいけば移行期間終了後になるが、屋内コンサートの収容人数は通常の50%以下に制限される。
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